ワクチンの広報戦略2
SNS・ブログ・動画を運営している会社にも要請をおこなうといいでしょう。これに関しては別件です。ばぶ先生などが収集している反ワクチン派のアレな証拠を添付してそれぞれの会社に送ります。
それぞれのサービスには規約やルールがあります。Twitterであれば「ツイートを報告する」をクリックすると問題のある医療情報に関してどの選択肢に該当するのか分かりません。Twitterにお願いをして、例えば「問題のある医療情報」などの選択肢を追加するようにお願いするといいでしょう。
平時であれば勝率は低いかもしれませんが、今なら医療情報やワクチンについての関心が高まっています。今なら勝率は高いでしょう。医師個人だと相手にしてもらえない可能性が高いですが、厚生労働省のお願いなら無視できないでしょう。
SNSや動画配信サービスなどで拡散している反医療情報や陰謀論に関する注意も厚生労働省のガイドラインに盛り込むといいでしょう。「医療情報に関するルールの追加や変更に協力的でないサービス、反医療情報や陰謀論を垂れ流している悪質なサービスは、消費者庁と連携して...」などの脅しを使って交渉してください。
それぞれのサービスのルールを確認して実現可能なお願いをしないといけないのでかなり手間がかかりますが、何とかしてください。
僕もおっさんなので10代の子が使っているようなサービスや新しいサービスはよく分かりません。これに関しては医学生に協力してもらってもいいでしょう。
反ワクチン派が信者を獲得するためのツールとしては動画投稿アプリ、ライブ配信アプリ、マッチングアプリなどたくさんのサービスがあります。
ワクチンが普及して新型コロナが収束すると痛みを忘れてしまいます。これについては時間がかかっても構いません。医療情報についてのルールの追加や変更を根気強く要請してください。
アプリについてはGoogleとAppleを使って制圧してもいいでしょう。問題のある医療情報に関するルール変更やルールの追加に応じてもらえない場合は、「GoogleとAppleにアプリ名を知らせてアプリをダウンロードできないように要請をする」という脅しが使えると思います。
ネットについてはまだまだ見落としがあると思います。この文章は、僕が持っているリソースの1%かせいぜい2%くらいしか使ってないので100個存在する重要な対策のうちの10個くらいしか見えてないと思います。
10個くらいしか見えてないですが、だいたいどれも上位10位くらいには入っていると思います。見えていないことは認識できないので、なんとも言えませんが。
検索サービスも抑えないといけないでしょう。googleやYahooに要請して、例えば「ワクチン 薬害」などの不安を過度に煽るような予測検索を出さないようにすることもできるでしょう。GoogleやYahooなどの検索エンジンの規約を読んで、問題のあるブログなどを表示させないようなルール変更やルールの追加をお願いすることも必要でしょう。
新型コロナが収束する見通しが経つと痛みを忘れてしまうので、現状の問題のルールを変更するには勝負の半年になるかと思います。
主語は書いたり書かなかったりしていますが、主語を書いていない場合は厚生労働省または医師の有志のどちらでも構いません。
まだまだあります。Amazonやセブンネットショッピングなどでは本を扱っていますが、問題のある書籍を扱わないようにお願いをすることもできます。ある商品を扱うかどうかはそれぞれの会社が自由に決めることができます。平時なら取り合ってもらえないでしょうが、今ならお願いを聞いてもらえる可能性が高いです。
新聞広告の問題もいまのうちに潰しておきましょう。新聞広告にも倫理綱領があります。
しばらく前に朝日新聞がトンデモな本の広告を掲載して問題になりましたが、例の本は新聞広告倫理綱領違反です。メディア向けのガイドラインには新聞広告倫理綱領を遵守して問題のある広告を掲載しないように要求してもいいでしょう。
BPOほどの権限はないですが、問題のある広告が掲載された場合は前に書いた内容と同様の手法で反撃できます。やってみないと分かりませんが、ダメージはあると思います。
雑誌の広告にも自主規制があります。これも同じ方法で反撃できます。